差動式 5670ラインアンプ (イメージ編)
(はじめに)
非常にシンプルに少量のゲインが得られるラインアンプを考えました。
(目標)
・シンプル・軽量・安価
・最大で20dB程度のゲインを得られること
(回路イメージ)
至って単純な回路を考えています。
片Chあたり5670×1本を使用した差動回路です。これにより、下記のメリットが得られます。
・2次歪打消し効果により、低ひずみが得られます。
・入力と出力は同位相です。
・シングルに比較して、電源のリップルの影響が少なくなります。
・音量を絞るとNFBがかかり、一層特性が良くなります。
・ゲインは最大20dB弱と扱いやすいレベルです。
・接続するメインアンプの入力を20KΩと想定していますが、機器に応じて15kΩは値を調整します。
(価格見積もり(概算))
電源トランス;3000円
真空管+ソケット:1000円
整流用コンデンサ:500円
半導体(ダイオード、CRD etc):500円
シャーシその他:1000円
合計:6000円程度